JA共済連兵庫では、「防災・減災に向けた支援活動」として、県内14のJAと連携し、県内各地方自治体への寄附活動を実施しています。
この活動は、近年の地球温暖化等によって多発化する自然災害に対して防災や減災に取組む各自治体を支援することを目的として令和4年度から開始し、今年で3年目の取組みとなります。
今年度は、阪神淡路大震災の発生から30年を迎えた中、「阪神淡路大震災の1・17を忘れない。この教訓を風化させない」という想いを込めて、JA共済連兵庫は兵庫県に対して300万円を寄附しました。
寄附金は兵庫県が震災30年事業として実施する「若者が震災の教訓を発信するプロジェクト『リメンバー117』」の活動費に充てられることとなります。
2月27日(木)には兵庫県庁内で『リメンバー117』の第1回ミーティングの開催にあわせて贈呈式が行われ、JA共済連兵庫 福本会長から兵庫県 池田防災監に目録を贈呈しました。
なお、令和4年度は、全国各地で大規模災害発生した際、兵庫県から被災地へ派遣される「緊急援助隊」に対する備蓄食料(117万円分)を寄附し、令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、派遣された隊員の現地滞在にかかる食料として活用いただきました。
また、令和5年度は、「地域全体の自助・共助の意識を高めるための普及啓発動画」の製作費(117万円分)として寄附を実施。この動画はYouTube「ひょうごチャンネル」で公開されているほか、各自治体が作成する「個別避難計画」の作成にあたり、地域の方々への防災・減災意識を高める啓発資材として活用いただいています。
JA共済連兵庫は今後も様々な地域貢献活動を通じて、地域の活性化に取り組んでまいります。